フルボディとはどういうもの?

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フルボディとはどういうもの?

ワインのフルボディって何の事?

フルボディとはどういうもの?

ワインの世界はとても奥深いですが、そのことはワインの用語をいろいろ調べていくと理解できます。

 

ワイン用語の中にはビギナーにはよく分からないものがあります。

 

例えば「フルボディ」という言葉です。赤ワインに関連してよく使われるのがこの言葉ですが、どのような意味があるのでしょうか?

 

まずボディというのはもともと体のことですが、ワイン用語としては味わいの豊かさを表す言葉です。ボディの代わりに甘口とか辛口といった表現を使う場合があります。

 

ではフルがついてフルボディだとどうでしょうか?この場合は濃厚とか重みのある、ふくよかといった感じの意味合いになります。

 

関連表現にはミディアムボディとかライトボディといったものがあります。ミディアムの場合はコクがそれなりにあって程良い飲み口を指す表現です。ライトはそのまま渋みの少なく飲みやすいワインを指します。

 

一概には言えませんが、ライトボディはビギナーが、フルボディだとワイン通に合った味わいと言えるでしょう。

 

フルボディだけで判断しないのが大事

フルボディのだいたいの意味について書きましたが、フルボディだとみな一様に濃厚なわけではありません。実際には口当たりがやわらかいものでもフルボディのものになります。フルボディはあくまで感覚的なものです。アルコール度数のようにはっきりと計測できるものではありません。

 

そのため、ボディがどんな感じかに関する意見をうのみにして味の濃淡の区別をつけることはできません。フルボディと仮にラベルに書いてあっても、それだけでワインを選ばないようにしましょう。それよりは生産地やぶどう品種の違いを勉強して、テイスティングの方法を学んで発見しながらワインを味わうのがベターです。

 

ワインを深く味わうためにワイン資格を目指そう

ワインをこれから楽しんでみたいという人は、ワインに関する資格を取るという目標を持つことも良いでしょう。知識やスキルを習得することで、よりワインへの熱がわいてきます。ワインの資格にはたくさんのものがあり、ソムリエを呼称できるような本格的なものもあります。

 

しかし民間資格でもっと気軽に取れる資格もあります。例えばJSFCAの「ワインコンシェルジュ」という資格です。この資格は在宅受験で取れる資格です。ぶどうの品種ごとの異なる特徴や世界のワイン事情などについて幅広く出題されます。このような資格を取ることで、アルコール関連の職につくための弾みもできるでしょう。

 

まとめ

ワインにはいろいろな用語がありますが、そのうちの一つはフルボディというワードです。ワインのボディは簡単に言えばワインの口当たりとか感触のことです。

 

フルボディは濃厚なもの、ライトボディは軽いものを指すのが一般的です。しかし感覚的に表現することもあるので、ワインを深く楽しむにはぶどうの品種や産地の特徴など幅広く知識を取り入れるようにしましょう。

フルボディとはどういうもの?

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