ワインの歴史と作り方
ワインの歴史ってどんな感じ?
ワインは歴史の古い飲み物です。
フランスはワインで有名な国ですが、ワインを生んだのはフランスではありません。
歴史はもっと古くメソポタミアで誕生したと言われています。
旧約聖書ではぶどう酒に言及している箇所があり、あのノアの箱舟で有名なノアもぶどうを作ってぶどう酒を飲んだという記述があります。
このように、ワインは今から何千年も前から作られている由緒ある飲み物です。ワインづくりはメソポタミアからエジプトやフェニキアに伝わって、ギリシャやローマを変遷し、西暦1世紀にはフランスにたどりついたと言われています。そして西暦2世紀にはボルドーとブルゴーニュには伝わっていると言われています。
つまり、フランスワインはざっと2千年近くの歴史を誇っているのです。この歴史を見ればフランスワインが世界に冠たるワインを作っているのも不思議な話ではありません。
ワインの作り方
ワインはどうやって作るのでしょうか?ワインづくりを簡単に説明する事はできませんが、赤ワインの一般的な製法について簡単に触れてみましょう。
まずぶどうが収穫されて、軸などが取り除かれ、その後皮や種子と一緒に果汁が搾りとられて発酵作業にうつります。発酵したら皮と種子を取り除いて樽などにつめて熟成させます。
それによって「おり」と呼ばれるものが沈殿するため、上の澄んだ部分だけを移していきます。最終的にろ過が行われて不純物が取られ瓶づめされます。
ちなみに白ワインでは皮が使われません。ですから皮の色素が入らないので赤ワインとはなりません。逆に言うと赤ワインの使われる黒ブドウ品種を使っても、白ワインの製造方法で作れば白ワインのようになります。
自宅でワインって作れるの?
ワインに精通している人は今度は自分でワインを作りたいと思う様になるかもしれません。日本の法律ではアルコール度1%以上のものを作ることはできません。
しかしアルコール度1%を下回るものであれば作っても違法になりません。ワインの手作りキットも販売されているので、興味があれ場合には自分でワインを作ってみるのも面白いでしょう。
まとめ
ワインは歴史が非常に古い飲み物です。ざっと数千年の歴史を誇るもので、フランスワインに関しては約二千年ほどの歴史があります。ワインを作るには様々な工程が必要になります。大雑把に言えば破砕して発酵して圧搾して熟成して出来上がりという感じです。
細かい点についてはもっと詳細がありますが、赤ワインはこのようにして作られています。また、気候や土地や作り手によって味が変わるので、バリエーションが尽きることはありません。
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