ワイン用ぶどう品種は何種類くらいある?

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ワイン用ぶどう品種は何種類くらいある?

ワイン用のぶどうの品種はどれくらい?

ワイン用ぶどう品種は何種類くらいある?

ワインの原料はよく知られているようにぶどうです。

 

最近では他のフルーツを使ったフルーツワインも人気ではありますが、やはり歴史やバリエーションの広さを見ると、ぶどうを使ったワインが群を抜いて人気です。

 

ところでそんなぶどうワインに使われるぶどうの品種にはどれくらい種類があるんでしょうか?

 

一説では何千種類もあると言われています。またワインの権威である「ジャンシス・ロビンソン」は800品種のぶどうを紹介したガイドブックを著しています。

 

しかし実際世界にどれくらいの品種が存在して使われているのかを断言する事はできません。ぶどうの中にはある品種と別の品種をかけあわせて作られたものもあり、今後新しい品種が出てくる可能性もあるでしょう。

 

代表的なワイン用ぶどうの品種

ワイン用のぶどう品種はこのようにたくさんありますが、代表的なものをいくつか挙げたいと思います。

 

まずは赤ワイン用ぶどうの筆頭に来るのが「カベルネ・ソーヴィニヨン」や「メルロー」、「ピノ・ノワール」でしょう。これらの品種はあまりワインに詳しくない人でも名前を聞いた事があるというほど超メジャーな品種です。

 

カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローは主にボルドー地方のワインでよく使われる品種です。またピノ・ノワールは他の名産地ブルゴーニュ地方でよく使われます。

 

カベルネ・ソーヴィニヨン芳醇な香りや酸味や渋みがしっかり感じられる品種です。

 

メルロー早熟するぶどうで、まろやかな風味が特徴的です。

 

ピノ・ノワール繊細な風味が特徴で、フルーティーな香りがあって酸味は高めです。

 

白ワイン用のぶどう品種では何が有名でしょうか。名前が上がりやすいのは「シャルドネ」「ソーヴィニヨン・ブラン」などです。

 

シャルドネ酸味もコクもよく辛口で香り高いぶどう品種です。

 

ソーヴィニヨン・ブラン爽やかで酸味がしっかりした辛口ワインの原料となります。

 

ぶどう品種を知る事はワインを知る事!

ワインはぶどうを発酵させてアルコールにする飲み物です。

 

ぶどうに含まれる糖質やアントシアニン、タンニンなどの成分がワインの味に大きく影響します。そのため、ぶどうの品種の特徴を知ると、それを使ったワインの特徴に通じることが多くあります。

 

もちろんボルドー地方のように複数のぶどう品種をブレンドしてワインを作る場合もありますし、ヴィンテージによってぶどうの出来は違うので一概には言えませんが、まずはぶどうに関する知識を深めること、それがワイン通への第一歩とも言えます。

 

まとめ

ワインに使われるぶどうの品種は非常に多くあります。何千とあるとも言われますが、まずは代表的な品種を押さえることで、ワインの造詣を深めると良いでしょう。

 

ぶどうの風味はワインの味に大きく反映されます。ぶどうを究めることがワインを究めることといっても過言ではありません。ですからぶどう品種のノウハウを少しずつ高めることを目標にしましょう。

ワイン用ぶどう品種は何種類くらいある?

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