ワインのテイスティングの仕方

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ワインのテイスティングの仕方

ワインテイスティングの方法は視覚から

ワインのテイスティングの仕方

ワインを楽しむ時はまず見た目を楽しみましょう。

 

ワインは確かに香りや味わいが大事ですが、見た目でも楽しめる飲み物です。

 

例えば赤ワインは赤の色合いによって色々なことを読み取ることができます

 


紫っぽい赤であれば渋みはあまりないものになります。褐色な色であればわりと熟成したもの、濃厚なものと言えます。オレンジぽい場合でもヴィンテージの古いものと考えられます。またルビーぽければ果実味が印象的なものと言えます。

 

このようにワインは見た目からすでに風味を楽しめるものです。よく観察してワインの美観を楽しんでみましょう。その方法ですが、おおよそ45度くらいグラスを傾けることです。そして背景はホワイトな壁や布などにかざすことで見やすくなります。

 

香りのテイスティング方法

ワインの楽しみの醍醐味である香りはどのようにテイスティングしたら良いでしょうか?ワインの香りはグラスやワインの種類によっても違いが出てきますが、基本的な方法は次の通りです。

 

まずワイングラスを回す前にグラスに鼻を近づけて香りをかいでみます。この時にワインからの揮発の香りを楽しめます。もし問題があれば酢酸やコルク臭などに不快感があります。

 

その後ワイングラスを回します。リズムよく回すようにしましょう。あまり激しく回さずにゆっくり回します。それによって揮発性の香りが消えるので、グラスのワイン本来の香りが楽しめます

 

味のテイスティング方法

最後に味わいを楽しみます。飲み方としてはまず口に少量だけワインを含むのがポイントです。ワインを舌の上で転がします。少し空気をずずっと含ませるとアロマが開きます

 

もし複数のワインを飲む場合は、水を飲んで口の中をリセットすると味の違いを見分けやすくなります。

 

また口に含ませる時は鼻を使うようにするのもポイントです。口に入れた後に鼻から少し息を吸い、飲んだら鼻から空気を出すようにします。これで口全体にワインの味わいが拡がって、さらに残味も味わえます。

 

まとめ

ワインは奥の深い飲み物です。水のようにぐいっと飲むものではなく、視覚と嗅覚と味覚でゆっくりテイスティングをして楽しむものです。

 

ワインビギナーの場合は最初はワインの違いがよく分からないかもしれませんが、経験を積むと見た目や香りの違いが把握出来るようになります。色々なワインをテイスティングして、ワインの識別力をアップしてみましょう。

ワインのテイスティングの仕方

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