フランスワインを学ぶのに飲むべきなのはどれ?

MENU

フランスワインを学ぶのに飲むべきなのはどれ?

フランスワイン初心者であれば有名産地ものを選ぼう!

フランスワインを学ぶのに飲むべきなのはどれ?

フランスワインを語り尽くすとしたらかなりの時間が必要になります。

 

というのはフランスワインには約2,000年ほどの歴史があり、また生産量は世界トップクラスであり、ワインにまつわり格付けも様々だからです。

 

フランスワインは決して複雑難解というわけではありませんが、そのバリエーションや奥行きを考えれば一生付き合っていける飲み物と言えるでしょう。

 

そんなフランスワインへの造詣を深めたいのであれば、まずは有名なものから始めてみるのが現実的です。フランスの名産地といえばまず名前があがってくるのがボルドーとブルゴーニュでしょう。他にもアルザスやローヌ、プロヴァンス、ラングドック・ルーション、ロアール、シャンパーニュなどメジャーな産地はありますが、この2つは特に有名です。

 

ボルドーワインとブルゴーニュワインを飲むとわかること

ボルドーワインとブルゴーニュワインはどちらも同じフランス産ワインではありますが、その工程や使うぶどうの品種に違いがあるので、幅広くフランスワインを学ぶのに役立ちます。詳しく全ては説明できませんが、簡単に言えばボルドーワインは複数のぶどう品種をブレンドする作り方をするので、ワインの重厚感や渋みを楽しみやすいワインになっています。

 

一方ブルゴーニュワインの場合は単一のぶどう品種からワインを作るため、ワインの個性がその年のぶどうの出来によってかなり左右されるという繊細なワインになっています。色でいえばボルドータイプは比較的濃い目で、ブルゴーニュワインは薄めです。

 

この2大産地のワインをしっかり経験すると、フランスワインの核とも言える風味をたくさん味わうことができます

 

おすすめのぶどう品種のワイン

もう少し詳しく、これは飲んでおくと良いというぶどう品種を挙げたいと思います。

 

ワインはぶどうをそのまま発酵させる飲み物なので、ぶどうの品種を選択する事はワインを選択することに直結するからです。まず飲んでおくべき代表的な品種は「カベルネ・ソーヴィニヨン」「メルロー」「ピノ・ノワール」と言えます。

 

最初の2つはボルドー系で、最後のはブルゴーニュ系です。カベルネは渋みを生むタンニン感をしっかり味わったり、熟成によるまろやかさへの変化を味わうのに適しています。

 

メルローは香り良く酸味が少なめという特徴があります。ピノ・ノワールは繊細で口当たりが滑らかでエレガントさを味わいやすいワインになっています。

 

まとめ

フランスワインは非常に奥が深いため、どれを飲めば全部が分かるというものはありません。しかしフランスワインビギナーであるのであればまずは有名産地のものを試す事、そして有名なぶどう品種のものを試すのがオススメです。

 

フランスワインの入り口ともなるそれらのワインをしっかり経験すれば、おのずとフランスワインの特徴を舌でつかみやすくなるでしょう。

フランスワインを学ぶのに飲むべきなのはどれ?

関連ページ

ワインソムリエ資格をとるには
フランスワインには2000年もの歴史があるため、その蓄積された知識は非常に重厚なものなので、知れば知るほど奥深さが出てくる…といった魅力があります。ここでは、フランスワインを学ぶときに外せない、押さえておくべきワインについてわかりやすく解説していきます。